そんな話をしてくださった保護者がいらっしゃいます。
配色をはじめ、使う色の感覚が以前と違ってきたこと、よく考えるようになったこと、工夫するようになったことを担任の先生が指摘した上で、何か覚えはありますか?と尋ねてきたそうです。
『あっ、花だ!』と思ったそうです。それ以外に思いつくことがないとも。
絶対そうだとは言い切れませんが、そう考えていただけたのならありがたいことです。今日もよく考えて花材の構成をし、使う色も絞って生けていました。
こういう習い事は認知能力に結びつくものではないので、なかなか効果を実感できないものです。もし、この子の中で何らかの変化があったなら幸いです。
毎回笑顔でやってきて、花材を確認して、配れるものがあれば進んでみなに配ってくれます。香りも必ず確認しています。顔を顰めたり、好きな匂いだ!と嬉しそうにしたり。そんな小さなことも何かの刺激になっているのでしょうか。