年長さんに突然の提案をしてみました。いけばな、生けてみる?って。
剣山が珍しいらしく、キャッキャとすぐに反応しました。が、いつもより地味な器と種類を絞った花材に不満を持った様子。すぐに、おへそが曲がりました笑。ハランを手に取った途端、テーブルの下に潜り、ママの声も耳に届かず、どんどん葉を裂いていきます。あれよあれよという間に、1枚の葉が細くなよっとした形になりました。
思い通りにしたあとは、すんなりと百合をいけていきます。今日伝えるのは、剣山は真ん中から使おうね、ってことだけ。
途中で、形の変わったハランを追加してもらいます。
ヨイショ、と生けて出来上がり。ついでに蕾も生けてみた!というノリのよさ。
スタートは雲行きが怪しかったのですが、終わってみたらニコニコ。
自分の作品は自分で撮ります!と笑顔。アレンジメントだけではなくて、いけばなもできることをまずは知ってもらえたかな?少しずつ色々なことに挑戦していこうね。
ハランですが、結果的にあれでよかったと思います。百合が大きく開き、華やかで力強いところに、更に緑色の面を合わせたら5月の爽やかさや軽さがなくなってしまうから。これは偶然か?積み重ねてきたスキルからくる必然?笑