学校が急にお休みになり、3週間が過ぎようとしています。春休みに突入ですね。こんにちは、こども花教室の武政です。
先日、学童教室でお花を生けてもらっているときに今までになかった違和感がありました。みな「集中力がない」のです。友達が気になって仕方ない。自分の作業が終わり、余裕があると隣にちょっかいを出す。そんな行動が多く見られました。注意しても、その言葉も耳に届きにくいようでした。普段はそのようなことはありません。
終了後、保護者ともその話をしました。
憶測でしかないのですが、これは学校がお休みになったせい?
学校にいると授業と休み時間が規則的にあり、集中と開放を自然に行っていますよね。授業は体育や図工、課外学習などがあり、頭や体を適切に使い時間を過ごします。皆が集まれば、ときには喧嘩になり嫌な気持ちにもなります。それもある意味、みんながいる学校だから起こる感情のうごきのひとつ。そういうものがこどもの日常からなくなってしまったせい?
それなら夏休みはどうなの?
夏休みは親も子も「来るぞ来るぞ夏休み」的に構え、覚悟の上で長期休みを迎えるので受け止め方がちょっと違います。
それに外に出られない、友達と遊べないということはないですもんね。
ふいにやってきた、この「プレ春休み」。
学校という場所のありがたさを感じたのは大人だけではなく、こども自身もではないでしょうか。
こどもが「学校ってありがたい場所だよね」なんて口に出して言いやしないと思いますが・・・。
ほとんどの習い事がストップするなかで、百花物語こども花教室は少人数かつ希望者のみで3月のお稽古を終了いたしました。保護者からは「学校も休み、友達とも会えない。何も集中できることがないなか、お稽古があると聞いた子供が喜んでいました。実施してくださりありがとうございました」という言葉をたくさんいただきました。
マスク着用、換気必須(時として窓は全開)でしたが・・・。