百花物語こども花教室 blog

栃木県足利市・佐野市の子ども花教室。幼稚園や学童保育での課外教室、「伝統文化親子教室(文化庁委託教室)」を運営。

ご褒美は花。溢れる花。贅沢な空間。

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昨日、22日に卒園式や今年度の教室が全て終了しました。3月は毎年駆け抜けるような月。毎日が必死。仕入れに誤りがあると教室はもちろん、卒園式まで影響してしまうから...。大変なことになります。

あの準備は整ったか、忘れていないか。漏れているこどもの名前はないか。道具は全て揃っているか。バケツの数は足りているか。幼稚園の先生への引き継ぎはできているか。万が一があった時の立ち回りの時間は確保できているか。自分の体は万全か...など、頭の中でいつも何かが回っているのが3月です。

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花の仕入れですが、足りなかったら困ります。だからといってたくさん余ってしまったら、それはそれで大変です。仕入れの本数は100本、50本の単位。あと10本足りないけれど、仕入れは50の単位だと残りが40本...うーん...。

今回はそれが百合の花で起きました。必要な本数に一番近いロットが20本。終わって残ってみたら6本余りでした。

数としては、本来は残ってはいけない本数です...とはいえ、足りないのは恐ろしいですし、花が折れてしまった場合を考えると妥当なのかもしれません。

その百合たちがアトリエで堂々と咲いています。この子達の名前はコンカドール。高知県土佐市、百合王国で育ったものです。別名、イエローカサブランカ。カサブランカではないのですが、花の大きさや優美さが似ているということからきているらしいのです。

黄色といっても、クリームイエローのようで、花びらの外側が白に傾くように薄くなっていきます。とくに光を透過するとそう見えます。

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今年度のお教室は終了。今、その百合たちはアトリエで咲き誇っています。なんと贅沢なことでしょう。その数なんと、20輪!こんな機会は9年で初めてなので、自分のご褒美にすることにしました。

今、花のそばで事務仕事をしています。ちょっと香りが強めなので(20も咲いたらそれはそうです)、換気をしながら過ごしています。

 

お教室は春休みに入ります。新年度は2日より開始。新しいお子さんも入ってきて、また賑やかな4月がやってきます。