百花物語こども花教室 blog

栃木県足利市・佐野市の子ども花教室。幼稚園や学童保育での課外教室、「伝統文化親子教室(文化庁委託教室)」を運営。

春の気配

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立春も過ぎて気持ちが一気に春へと向かいます。朝晩の体感気温はまだまだ冬ですが、窓越しの陽射しは暖かく、確かに季節が進んでいることを感じます。窓辺のチューリップは大きく開き、陽が沈むころに閉じて、まるで呼吸をしているみたいです。昼間は春の陽射しをなるべく多く浴び、その空気をたくさん吸い込みたい!のだと思います😊

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さて、教室では先週より春の花材を使い始めました。まずは桜。1月に桜?どこに咲いてるの?とママたちの声。こどもたちは『わーい桜!』と喜んでから、あれ?そういえばまだ咲いてないよね?と。よく気づきました!今回は山形と群馬の桜を取り寄せた話から、なぜ今咲いているのかを説明しました。

(理由は省略しますが興味のある方は調べてみてくださいね)

お友達や学校の先生よりも早く桜が見られて嬉しい!という声。ママたちからはお家に桜があると、気持ちが明るくなる✨どんどん咲いてきました!と連絡をいただいています。私も嬉しいです!

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桜に合わせた花はスプレーストックや撫子。どちらもピンクです。桜の花が満開になるまでの間、足元からも春を感じてもらえればと。

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桜の枝は堅いので、こどもの力だけで切るのは大変です。もちろん助けます。が、中学年以上には自分で切るコツをお伝えしています。自分の力で思うように生けられるのが一番いいですから、チャレンジしたい人には手を挙げてもらっています。

堅い枝を切るときのコツを少し学ぶだけで、同じようなことに直面した時に対処できるようになります。お稽古は小さなことの積み重ねですね。f:id:kodomohanakyousitu100ka:20210204095436j:image

次回は猫柳を生けていきます。春ってどんな感じ?という問いの答えを猫柳から見出していきます。

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