百花物語こども花教室 blog

栃木県足利市・佐野市の子ども花教室。幼稚園や学童保育での課外教室、「伝統文化親子教室(文化庁委託教室)」を運営。

卒園式の花を(2)

今年も卒園児が自ら壇上の花を生ける園のお手伝いをして参りました。今年度も2園、計100名ほどの参加でした。

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少し緊張気味の年長児にご挨拶。しっかりお話も聞けて1年生が近いことを感じます。写真はA園さんのお写真。

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こちらはS園さんの壇上。2クラスあるので左右対で制作します。

1本ずつ手渡された花を、緊張の中、こども自身が角度も場所も決めいけていきます。力の入れ加減では途中で茎を折ってしまうこともありますが、最初にその説明はしてあるので誰も動じません。短くてもいけ直せるから大丈夫、必ず手助けをするからねという言葉を御守りにしてくれています。

順番を待つ子の緊張が伝わってくるので、私のサポートも真剣です。

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【緊張から解放されたこどもたちの姿】

いけ終わって作品の確認をしていきます。自分の花がどこにあるのか、いい匂いはするのかなど(笑)

こういう姿を見るのもあと僅かかと思うと、切なくなります。

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こどもたちでいけた花。かなり自由で個性があります。担任の先生いわく、各クラスの個性が出ているとのこと。大人が誘導せずにこどもに任せてもなんとかなるものですね。

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4月から1年生、ご卒園おめでとうございます。

 

卒園式の花を(1)

 

卒園式を明日に控えた呑竜幼稚園、年長児のお部屋に花をひとつずつ。そして時期が行われる会場に1基納めてきました。

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卒園式の花をこどもたちの声に包まれながら生けるのはとても心地よくて、そしてぐっと込み上げてくるものがあります。先生が明日の説明をしている声、ピアノの音、唄声。この子たちが明日巣立っていくのかと思うと、園の先生でもないのに泣けてしまうのです。大きくなってこの園を卒園するのは喜ばしいことなのにね。大人の気持ちは複雑です。

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明日のお天気は穏やかな予報。どうか思い出の多い卒園式になりますように。そしてこの子たちの未来が幸せなものでありますように。

 

呑竜幼稚園教室

本日、3月6日より呑竜幼幼稚園教室が再開になりました。おおよそ1ヶ月半ぶりの再会。こどもたちはまた背が伸びて、幾分お姉さんになったような気がしました。

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今日も笑顔の写真が残せて幸せです🌸

今月のお教室は2週続けてあります。また1月の2回目の振替は28日(月)、内容はリクエストに応えて『花束づくり』になります。

受験が終わったら戻っておいで!

小学校6年生で受験をしたお子さんは、この1年間を勉強のために休んだりしています。公立、私立共に受験が落ち着いてくるこの時期、お時間があればまた生けにきてくださいね。

中学に行ったら続けられるか分からないから今は遠慮しておきます、というお宅もあります。そうですよね、新しい生活は親子共々不安なことが沢山ありますよね。

お花を頑張って続けましょうとか、勉強との両立を頑張ってしましょう!などとは思っておりません。やりたければやれば良いですし、難しいと思ったらお休みするなり退会するなり、そのときに考えれば良いと思っています。

受験が終わり、今、花を生けたいと思ったらご連絡ください😊いつでも戻れるように席は空けてあります!卒業まで、お教室にお休みせずにやってきても残すところあと3回。迷わずどうぞ。仲間も待ってます!

続ける場合は中学に行ったらまたそこで一緒に考えましょう。部活のこと、受講の時間帯のこと、続けるためにひとりで考えさせることはしませんから。一緒に考えていこう。在籍する中学生もそうやって続けていますから。。f:id:kodomohanakyousitu100ka:20220208105353j:image